ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

からだは ストレスに対応してくれています 【ストレス応答】

 

ストレス応答は 頑張って!!とからだを鼓舞してくれています

本来ストレス反応とは、

自分の生命の危機から守るための反応です。

 

 

 

なんらかのストレスから、逃げなきゃいけないし、闘わなきゃいけない

 

 

 

狩猟時代から続く闘争、逃避本能です。

 

 

血糖値や血圧を上昇させて、

さあ!逃げよう!戦おう!!って、

がんばるよ!!って、心身を鼓舞してくれています。

 

 

 

これが正常なストレス反応なんです。

 

自分の身を守るために

 

 

ただ・・・

このストレス状態が長く続いてしまったり、

栄養の不足、

睡眠不足、

倦怠感などが続いている状態だと、ストレスの行き過ぎの起こしてしまいます。

 

 

 

 

ストレスの行き過ぎ

ストレスが慢性化したり、ストレスホルモンといわれるコルチゾールが増えすぎると、

イライラする、

睡眠の質の低下、

倦怠感、

やる気がない・・・

中途覚醒がおこるとか、

睡眠が浅い、

夢をよく見る、

怖い夢、いやな夢をみる・

などを招いてしまいます。

 

 

この状態は、ストレスがいきすぎた状態です。

 

 

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活性酸素

 

さらに、ストレスの長期化によって活性酸素という物質が体内に過剰に増えてしまいます。

 

 

活性酸素は本来殺菌作用などによってからだを守ってくれる働きがあります。

 

 

が、増えすぎるとからだに悪影響を及ぼします。

 

 

 

細胞やDNAといったものが損傷を受け、ダメージを受けて機能低下を起こします

 

 

自転車がさび付いて、うまく動かない・・・

ような状態です。

 

 

 

 

ストレス長期化でこの活性酸素は脳に沢山発生しやすくなります。

 

 

ストレスホルモンはある程度分泌されると脳はストップをかけます。

ストレスホルモンは、本来一時的に出るように制御されているものです。

 

 

しかし、活性酸素によってこの脳のストップする司令塔が壊れかけてしまいます

よってうまくストップの指令が伝わらず、いつまでもストレスホルモンを出し続けてしまします。

 

 

この出続けるストレスホルモン(コルチゾール)によってミトコンドリア(エネルギーの生産工場)を壊してしまします。(工場の故障のような感じです)

ミトコンドリアのこちらの記事も書いています。

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

よってミトコンドリアの生産性を下げて、機能低下を引き起こして更なる疲労感、修復力の低下、冷え、うつ症状、自律神経の不調、やる気が出ない・・などを引き起こしやすくなります。

また、慢性ストレスはからだの炎症も引き起こしてしまいます。

 

 

ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌している副腎自体も疲弊し、ますます心身ともに疲労困憊になってしまします。

 

これが慢性化したストレスによる、疲労感やうつ症状、睡眠の質の低下、やる気の低下などにつながる原因だと言われています。

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。