ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

生活養生サポートのまとめ⚘日常に取り入れてみてくださいね

 

 

何かしらの症状で悩んでおられる方は

エネルギーや熱を体の中でうまく作り出せていないことが原因の一つではないでしょうか。

 

 

このエネルギーは細胞内にあるミトコンドリアというエネルギー工場で作られています。

 

 

エネルギーをうまく作り出せていない原因は、エネルギー源の糖の不足、酸素の不足、甲状腺機能低下、不飽和脂肪酸の摂りすぎなどが挙げられます。

 

 

実際にエネルギー産生をあげていく日常でできることを、みていきましょう!

 

 

ミトコンドリアについてはこちらから⇩

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

①糖代謝を回そう!

 

代謝には、糖+ミネラル+ビタミンが必要です。

単糖類(ハチミツや、フルーツ、ドライフルーツなど)

とビタミン、ミネラルをとってみましょう。ビタミンD、K、Aも大事です。

 

特にビタミンB群はたくさん使いますよ。

ビタミンやミネラルは糖代謝においてサポート役なので

なくては回路が回りません。

 

 

 

 

糖が大切な理由はこちらから⇩

holistickkoubou.hatenablog.com

 

糖を切らすのはガソリンが切れるのと似ています。糖質がないと、わたしたちの生命エネルギーのATPは作られませんからね。

 

 

 

 

 

 

②天然のお塩を摂ってみましょう

人間の体は海水と似ている濃度で、この濃度で生体反応はうまく回ります。細胞が働きやすくなるということです。ミネラルたっぷりの天然塩をなめてみましょう。

 

なかでもマグネシウムはとっても大切です。筋の緊張を緩めたり、酵素反応や糖代謝を円滑に回してくれます。数百種類ある酵素の働きにはマグネシウムが必要です。

なかでもにがりには、マグネシウムをたくさん含んでいます。

 

おすすめのマグネシウムも載せています⇩

holistickkoubou.hatenablog.com

ミネラル不足のお話はこちら⇩

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

 

 

③からだは冷やさないこと

冷えている方は、朝一番に口に入れる飲み物では白湯や温かいものがおすすめ。

野菜も根菜類がおすすめです。温かいスープや甘酒、おかゆなどもおすすめです。

筋肉も落とさないように、普段の姿勢も気を付けてみてください。

こちらに詳しく低体温を載せております⇩

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

 

 

④控えるべきもの 

油や大豆製品は極力摂らない

とくに植物油脂は、症状がある方は極力控えてください。また、基礎代謝が低い方、低体温の方など。老廃物としてたまったり、身体や細胞を錆びさせたりしてしいます。

元気になってから、取り入れることにしてください。

 

詳しくはこちらから⇩

holistickkoubou.hatenablog.com

更年期や揺らぎ世代の方では、エストロゲンが生殖、産むために使われず、

体内に余って沢山存在しています。確かにホルモン分泌はへるのですが・・・

エストロゲンは体内に余ってしまっています。現に、この世代の方に多い、子宮筋腫、内膜症、乳や子宮頚の細胞異常・・・などがその結果です。

 

エストロゲンは脂肪細胞から作られます。

油脂をたくさん取れば、それはエストロゲンを増やすことになります。

関節の腫れ、痛み、生理前後の不調、倦怠感、頭痛、子宮系トラブルなどあるかたは気を付けてみてください。

エストロゲンはマッチのような働きで、からだに炎症を起こしやすくしますので、

老廃物、油脂、ゴミが体内にたくさんあると燃えて、炎症がおきやすくなります。

 

 

 

 

デトックス、エネルギー生産

の場、肝を労わって

 

私たちの口、鼻、肌などから毒素や異物が入ってきます。それを無毒化してくれるところが肝臓です。さらに、糖やアミノ酸代謝も肝臓で行われています。糖質を貯蔵しているところも

肝臓は疲れたり、食べすぎたり、薬やお酒を飲みすぎたりすると傷ついたり、疲れたりしてしまいます。24時間休みなく働いている肝臓・・

睡眠が満足いかないのも肝臓の疲れがあるかもしれませんね。

 

 

肝臓を元気にするのも、ビタミン、ミネラルや糖質、アミノ酸も必要ですよ。

holistickkoubou.hatenablog.com

上記④に書いた、エストロゲンもまたこのデトックス臓器で

代謝されますので、肝臓、腎臓は元気にしておきたいです。

 

 

 

 

⑥呼吸を意識してみて!よく呼吸が浅くなる人、止まってしまう人・・

代謝には酸素が必要です。あ・・呼吸が浅いな・・止まっているなと気づいて呼吸を意識してみましょう。

気づくことが第一歩です!

漢方の考えでも、空気は生命パワーを作る源と言われています。

心地よい呼吸をしてみましょう。

自然の中での呼吸ができたら、一番ですね!

身体をできるだけ、心地よい状態にしてあげてみましょう。

 

呼吸法で片鼻呼吸法という呼吸法がありますので、

ぜひやってみてください。


www.youtube.com


www.youtube.com

またこちらの、息を止める呼吸法もおススメです。

https://youtu.be/0Nlag4-X_Og?feature=shared

 

お好きな呼吸法を取り入れてみてください。

 

 

 

 

食べ物やハーブなど口に入れてみて、美味しいなと感じるものは少なくとも、今

欲しているものでしょう。

逆においしくないものは、今受け付けないもの・・かもしれません。

 

 

身体はストレスと感じると、ストレスホルモンをだして体を臨戦状態にさせ、からだのエネルギーや栄養を削いでしまいます。

義務にならないように、ストレスを強く感じないような養生をしてみましょう。

リラックスしすぎも実はよくないので・・

交感神経、副交感神経のバランスが取れるとよいですね。

 

何事も、やりすぎ、やらなさすぎ、もよくありませんね。

 

陰陽学説では、万物は陰と陽で成り立っていると説かれています。

陰は、月、静、還元、冷たい、冬、下、女・・、

陽は、太陽、動、酸化、熱い、夏、上、男・・などと表わされますが、どちらも欠かすことはできない必要なものです。

どちらが良い、悪いということではなく、偏りが問題になるということ。

 

酸化も還元もからだにはどっちも必要です。

からだの偏りをととのえていきましょう。

 

いつも、バランスが保てている状態・・というのは本当に難しいです。

酸化や還元を繰り返しながら、中庸を保つことが元気な体で健やかであると言えるということかもしれません。

 

 

 

 

⑧太陽の光を浴びよう!

太陽光には、身体を活性化させてくれる光も含まれています。

活性が弱い、代謝が弱いかたはぜひ、太陽を浴びてみましょう!

心地よく浴びるのがよいですね。

空を見上げながら、太陽の光を感じるとGOODですね。

 

 

 

 

 

アーシングもしてみよう

特に静電気が起きやすい人、乾燥傾向の人、PCやスマホ作業をよくする人、

化学繊維をまとっている人などは、体内で帯電をしている可能が高いです。

 

そんなときは、裸足で土や砂浜、草の上を歩いてみたり・・

緑の公園、森林の中を歩いてみるなど、

 

自然の中にとびこんでみましょう。

お庭で土いじりなどGOODです!

 

 

⑩日々の姿勢と筋肉をつけること

多少の筋肉は必要です!

一つは、エネルギーの材料になる糖質を貯蔵しておく場所でもあるので、

筋肉は必要。

そして、熱を生み出す場所でもあります。

冷え性さん、代謝が低い方は少しずつ筋肉をふやしていきましょう♪

 

がっつり筋トレはしなくとも、日々姿勢を正しているたけでも、筋トレです♪

 

 

 

 

ご自分の環境に、体質に、気質に、ライフスタイルに合った養生や生活を見つけていきましょう⚘

 

体温は36.5℃ありますか?

みなさんの体温は何度ですか?

 

一般的な平熱とは、

36.5~37.2℃をさします。

ところが現代人は、

35.5~36.2℃

が多いと言われています。

 

 

朝10時に36.5℃が理想

だとされています。

 

 

上の体温に満たない方が

女性で8割

男性6割

こどもで5割ほど

いるそうです。

 

 

 

生活習慣病やアレルギー、起立性調節障害

うつ症症状などの増加の背景には、

低体温も関係しています。

 

 

 

体温が1℃さがると・・・

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さらに・・体温がひくいと、

血流が悪くなり、肩こり、頭痛、

肌の不調、腰痛、胃もたれ、便秘、下痢、

むくみ、生理痛、生理不順、ドライアイ、乾燥肌、くすみ、しみ、高血圧など・・

 

代謝、免疫力が下がることで、

肥満、生活習慣病感染症、アレルギー

 

気の巡りが悪くなることで、うつ病、不眠が起こり訳すなります。

 

 

 

冷えの原因には・・

①筋肉不足(運動不足)

②陰性食品の摂りすぎ

③減塩のしすぎ

④水分の摂りすぎ

⑤ストレス(日ないリズムのみだれ、睡眠不足)

⑥からだを冷やす習慣(冷暖房、シャワー、ファッション、清涼飲料水など)

 

 

 

冷え(低体温)を改善する養生をあげてみます♪

  1. 筋肉量を維持 (ウォーキング、スクワットなど)
  2. お腹を冷やさない(遠赤外線効果のあるものもおすすめ)
  3. 湯船につかる(マグネシウム浴がおすすめ)
  4. 身体を温めるスパイス、食材を取り入れる(味噌汁、生姜、にんにく、玉ねぎ、ニラ、ゆず、シナモン、紫蘇、胡椒、山椒など)
  5. 筋肉のもとになるたんぱく質もとる(たまご、魚、お肉など)
  6. 代謝のサポートビタミン群をとる!(ビタミンb群、a,k、d)
  7. 糖質をきらさないこと
  8. 太陽を浴びること
  9. 深呼吸すること
  10. 睡眠をしっかりとること

 

などできることからはじめてみましょう。

代謝を落とすようなストレス過多や、

脂の摂取は極力避けてみましょう。

 

 

生き生きとしたからだ、

こころで過ごせますように。

 

 

 

生薬【丹参】は血管力をつけてくれます

今回は、丹参(たんじん)という生薬のご紹介です。

血管力に不安がある人、からだの酸化ストレスがある人にとてもお勧めです。

 

まず丹参の働きはおもに4つ

  1. 血管を拡げて、血流を増やすはたらき
  2. 血液の粘度をさげて、血をさらさらにする働き
  3. 血液中の脂肪分の低下、組織の修復を早め、活性酸素を消去するはたらき
  4. 腎臓の血流量を増加させ、血圧を下げるはたらき

 

等があるとされています。

 

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心臓に栄養や酸素を運ぶ冠状動脈を拡げて、血流を増やすので、狭心症動脈硬化、胸痛、胸の圧痛、不整脈、どうきなどの心臓症状がある方に良いとされています。

予防や治療に用いられています。

心臓への負担を軽減させることができます。

 

 

血液をサラサラにし、血液を固まりにくくする働きももっています。血液を詰まらせるような病気の予防などにも用いられます。

また、血液流のコレステロール中性脂肪を消去する作用もあるので、動脈硬化などの予防、改善に良いとされています。

 

腎臓の血流もよくし、腎機能の改善もあることがわかっています。

腎機能の悪化からくる高血圧にもよいとされています

 

そのほかにも、抗炎症作用や精神安定作用、中枢神経系に対する鎮痛作用、活性酸素消去作用なども確認されています。

 

 

血液力を高めたい人にはお勧めです。また、子宮筋腫や内膜症をお持ちの方、生理が重いかた、更年期のトラブルがある方にもとてもおすすめです。

 

 

丹参の性質でやや冷やす作用があり、単味の使用はなくほかの生薬と混ぜて使います。

使用する量も人によって加減をおすすめします。

 

 

使い方は少々コツがいりますが、お血にはとてもお勧めな漢方です。

お血の人はこちらに詳しく書いています。

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

ただし、妊婦さんや出血傾向が強い人には使ってはいけません。

また、血虚がある方も使い方には気を付けたほうが良いのでコツやポイントを相談時にはお伝えしています。

 

血の量がすくないので、流れだけつけても空回りする場合もあるからです。

血虚についてはこちらの記事をご覧下さい。

holistickkoubou.hatenablog.com

 

血虚の対策もしながら、お血改善をしていきます。

 

丹参をお勧めしたい方は・・・

  • 血液がドロドロ傾向の方(血糖値、コレステロール値高め)
  • 子宮のトラブルのある方、月経血に塊のある方、生理痛のある方
  • 血圧が高め、特に下の血圧も高め
  • 動悸、息切れのあるかた
  • 頭痛、頭重のあるかた
  • 腎機能が弱くなってきているかた
  • 血管トラブル、血の詰まりの予防などに

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

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血の不調②  お血には6つの原因があります

お血についてもっと詳しく書いてみようと思います。

 

 

気滞によるお血)

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慢性的なストレス、不規則な生活、気質や性格で凝り性だったり、心配性、融通が利きにくかったり、音や光に敏感、更年期、プレ更年期、月経前後、自律神経の乱れなどによって、気の巡りが悪くなるのでおのずと血の巡りも悪くなるタイプです。

 

 

 

気虚によるお血)
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元気の気が不足しているために、血液を押し流す力がないためにお血になるタイプです。うつ症状、胃腸虚弱、トラブル、不眠、ストレスなどによって起こることも多いです。気を作り出す、肺や脾の弱り、気を回す心の弱りも考えられます。

 

 

 

陰虚によるお血)


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汗をたくさんかく、運動後、嘔吐下痢などの発熱疾患、慢性疾患、年齢的なものによる脱水などによって体液が少なくなり、血液の量もへってしまい流れが悪くなるタイプです。陰虚ではほてり、のぼせ、頬が赤くなる、皮膚の乾燥などが現れます。

 

 

 

 

血虚によるお血)


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偏食などでたんぱく質を摂らない、糖質をとらない、栄養不良、月経過多、出血、造血機能障害などによる血の不足でおこるお血です。

血液量が足りないので回す血液がなく、酸欠や栄養不足が臓器で起こってしまいます。

 

 

 

(冷え、血寒によるお血)


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冬の寒さ、冷房による冷え、冷たいものの摂取しすぎ、薄着、代謝が低く熱エネルギーを生み出しにくい状態によるお血です。

血管が縮こまり、血の巡りが悪くなってしまいます。

 

 

 

痰濁、痰湿によるお血)
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食べすぎや運動不足、代謝の低下などで体に老廃物やコレステロールなどがたまり、血液の質がドロドロになってめぐりが悪くなるタイプです。

老廃物やコレステロール、余分なお水のことを痰濁、痰湿と呼びます。

また、慢性炎症(火種が体のあちこちでくすぶっいる状態)は、ここのタイプにあてはまります。体のあちこちに火種(ゴミや老廃物)が溜まっており、炎症が起きようとしている状態です。体温もそのため高くなりがちです。

 

 

 

お血チェック

ではお血チェックをしてみましょう。

 

□唇が紫色っぽい

□手や足の静脈が浮き出ている

□痔がある

□舌の裏側の静脈が暗い紫色に腫れている

□舌の色が暗い赤色、紫の点や斑点がある

□月経の色が黒ずんでいたり、塊が混じる

□生理痛がひどい

□頭重、めまい

□物忘れしやすい

□記憶力が低下している

□ストレスをためやすい

□寝つきが悪い

□関節痛がある

□頭痛がある

□手足がしびれる、こわばる

□肩や首筋が凝る

□腰痛がある

□手足が冷える

□胸に刺すような痛みがある

□顔色がどす黒い

□歯茎が暗い赤色

□皮膚がさめ肌、硬い肌質

□目の下にクマができる

□シミそばかすが多い

□あざができやすい

 

 

5つ以上あてはまると注意です。

お血傾向にあり、いまからお血の対策、養生をしていきましょう。

 

 

 

いかがでしたか?

お血、血の巡りの悪い原因は一つではないということと、原因を複数伏せ持っていることが多くあります。

まずは、自分がどのタイプからくるお血なのかを知ることが、血の巡りをよくする第一歩となり、それに合う対策、養生ができます。

 

お血によい食品をまとめてみましたが、お血の原因をまず改善していくことが大切なので、そちらから養生をはじめてみましょう。

お血単独の養生ではなく、お血の原因の養生も併せて行ってみましょう。

 

 

 

お血によい生薬はこちらから

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

お読みいただきありがとうございました。

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リーキーガットとSIBO おなかの張り、ガス、便秘・・

今回は腸の粘膜の弱りや炎症からくる、病態や症状について書いてみます。

 

リーキーガットという言葉がかなり浸透してきましたね。

 

 

リーキーガット症候群とは

腸漏れという意味で、 超粘膜が劣化(弱く、ボロボロになる)、穴(隙間)が空いてしまい、そこから毒素や未消化物、ウイルス、アレルゲンなどが超粘膜から漏れてきます。

 

 

本来は、未消化物、アレルゲン、毒素、ウイルス、未消化物などは超粘膜の細胞同士がぎゅっとくっついているので、穴はなく腸から血液中に入ってこないように、ガードしています。

 

しかし、リーキーガットで粘膜の細胞同士の結合が弱ると、穴が開きアレルゲン、毒素、未消化物などが穴を通して血液に入り全身に拡散されてしまい、免疫細胞がそれらを異物と認識して攻撃してしまいます。

その結果、慢性炎症、アレルギー反応などが起こりやすくなり、様々な症状や病気の原因となります。

 

 

リーキーガットによって引き起こされやすい症状は、

喘息、慢性疲労症候群、肝機能障害、アトピー性皮膚炎、自己免疫疾患、うつ病過敏性腸症候群などがあります。

 

 

 

リーキーガットの原因は?

〇小麦などのグルテン含有食品、乳製品などのカゼイン含有食品

〇防腐剤、漂白剤、乳化剤など殺菌成分、界面活性作用を含む食品

〇慢性的なストレスや不規則な生活、睡眠不足、運動不足

などがあげられます。

 

 

 

それから・・・

SIBO(シーボ)という症状

ですが、

 

SIBOは小腸内細菌増殖症と言います。

つまりは、小腸の中で細菌が爆発的に増えてしまっている状態ということです。

本来ならば大腸にあるバクテリアが小腸にはいってきて、そこで増殖してしまい、大量のガスが発生して、下痢や頑固な便秘、腹痛、おなら、お腹が張る、お腹がゴロゴロする・・・などの違和感が起こってしまいます。

 

 

ちょっとしか食べていないのに、お腹が張る・・・というかたは、SIBOを疑ってみてください。

 

こちらの江田先生の著書に詳しく書かれています。

SIBOの改善法も書かれております。

 

 

SIBOを持っている方は過敏性腸症候群も伏せ持っていることが多いとされています。

SIBOの対策としては、なにより睡眠不足にならないことや、

お腹が張りやすいオリゴ糖などを控える、

脂分を控える、大豆を控える、4時間は空腹の時間をつくる、

ストレスをためない、乳酸菌類を多くとり過ぎない・・

そして、SIBOに良いベルベリンの入った漢方薬もあります。

また、詳しく書いてみます。

 

 

腸にお悩みの方へ

江田先生の本がわかりやすくお勧めです。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございました🌸

 

腸のトリセツ

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こんな風に漢方薬を飲んでみてください

漢方薬の飲み方といえば・・

1日3回 1回1包を 食前または食間に服用します

 

とありますが、この服用量、服用法ではいい効果が出てくれない方もおられます。

記事を書いている私がそうなのですが、1日3回のところを1~2回、1回量、1包のところを1/2量などの子供量で服用してみると案外飲みやすく、副作用もですに良い効果が得られる感じがします。

 

人は同じ臓器、同じつくりをしていますが、消化能力や表面積、体力、代謝力など様々です。なので、漢方薬の量も厳密にいえば、みな一様ではないと考えます。

 

人種の違いにおいてもそうですね。

欧米人のほうが消化力や体力、代謝力はかなりあると思います。日本人は日本人で、海藻の消化能力に長けていたりします。

 

そのようなことを踏まえて、個人個人に合わせて服用量やタイミングを調節してみてください。(セルフで漢方薬をご購入された場合は自己判断となります)

 

特に、胃腸が弱い方は空腹時は避けて食後や食間にのむようにしてみてください。

 

以下にまとめてみました。

 

 

副作用や服用後の好転反応ですが、人によって起こることがあります。

胃腸が弱い方は胃もたれ、吐き気、胃が重いなどあるかもしれません。

また、皮膚トラブルの方で、代謝が低く老廃物が溜まっている、コレステロールが高い・・・などの方は、漢方薬服用によって血の巡りがよくなり一時的に症状が悪化したようになる方もおられます。

からだのお掃除が始まったのですが、症状が強く出そうな方は、はじめは少量からスタートするのがおすすめです。

 

 

 

ご自分のお体に合わせて、飲まれてみてください。

漢方薬以外でもそうですね。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

からだは ストレスに対応してくれています 【ストレス応答】

 

ストレス応答は 頑張って!!とからだを鼓舞してくれています

本来ストレス反応とは、

自分の生命の危機から守るための反応です。

 

 

 

なんらかのストレスから、逃げなきゃいけないし、闘わなきゃいけない

 

 

 

狩猟時代から続く闘争、逃避本能です。

 

 

血糖値や血圧を上昇させて、

さあ!逃げよう!戦おう!!って、

がんばるよ!!って、心身を鼓舞してくれています。

 

 

 

これが正常なストレス反応なんです。

 

自分の身を守るために

 

 

ただ・・・

このストレス状態が長く続いてしまったり、

栄養の不足、

睡眠不足、

倦怠感などが続いている状態だと、ストレスの行き過ぎの起こしてしまいます。

 

 

 

 

ストレスの行き過ぎ

ストレスが慢性化したり、ストレスホルモンといわれるコルチゾールが増えすぎると、

イライラする、

睡眠の質の低下、

倦怠感、

やる気がない・・・

中途覚醒がおこるとか、

睡眠が浅い、

夢をよく見る、

怖い夢、いやな夢をみる・

などを招いてしまいます。

 

 

この状態は、ストレスがいきすぎた状態です。

 

 

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活性酸素

 

さらに、ストレスの長期化によって活性酸素という物質が体内に過剰に増えてしまいます。

 

 

活性酸素は本来殺菌作用などによってからだを守ってくれる働きがあります。

 

 

が、増えすぎるとからだに悪影響を及ぼします。

 

 

 

細胞やDNAといったものが損傷を受け、ダメージを受けて機能低下を起こします

 

 

自転車がさび付いて、うまく動かない・・・

ような状態です。

 

 

 

 

ストレス長期化でこの活性酸素は脳に沢山発生しやすくなります。

 

 

ストレスホルモンはある程度分泌されると脳はストップをかけます。

ストレスホルモンは、本来一時的に出るように制御されているものです。

 

 

しかし、活性酸素によってこの脳のストップする司令塔が壊れかけてしまいます

よってうまくストップの指令が伝わらず、いつまでもストレスホルモンを出し続けてしまします。

 

 

この出続けるストレスホルモン(コルチゾール)によってミトコンドリア(エネルギーの生産工場)を壊してしまします。(工場の故障のような感じです)

ミトコンドリアのこちらの記事も書いています。

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

holistickkoubou.hatenablog.com

 

 

よってミトコンドリアの生産性を下げて、機能低下を引き起こして更なる疲労感、修復力の低下、冷え、うつ症状、自律神経の不調、やる気が出ない・・などを引き起こしやすくなります。

また、慢性ストレスはからだの炎症も引き起こしてしまいます。

 

 

ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌している副腎自体も疲弊し、ますます心身ともに疲労困憊になってしまします。

 

これが慢性化したストレスによる、疲労感やうつ症状、睡眠の質の低下、やる気の低下などにつながる原因だと言われています。

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。