前回は肝臓について①を書きました。
holistickkoubou.hatenablog.com
今回はこの続きですが、漢方の考え方をメインにかいてまいります。
漢方、東洋医学の考えでは、
肝臓は肝と呼ばれる臓器と考えます
東洋医学はからだを、5つの臓器、肝・心・脾・肺・腎に分けて考えます。
五臓についてはこちらに、さらっと触れております。
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肝について
肝とは、肝臓を含めた広い意味を持っています。
血液を蓄えたり、気血の巡りを調整したり(自律神経の調節)、
感情のコントロールをします。
ストレスを一番受けやすい臓器です。
肝にトラブルがあると、目の不調、目の症状、筋肉の症状、しびれ、筋力低下、
自律神経失調、貧血、めまい、情緒不安、月経困難症、PMS、PMDD、更年期症状などで、女性にとって肝はとても体調を左右しやすい臓器です。
また、ストレスを受けやすい人は肝がをケアすることが重要になってきます。
繊細さん、HSPさん、うつ症状、パニック症状、睡眠障害は、肝がとても関係しています。
肝については後日もっと詳しく書いてまいります。
今回は肝に関する感情についてですが、
肝に関係する感情があります
それは、怒りです。
特に肝に関係の深い感情は、怒り、イライラ、ストレスMAX、情緒不安です。
感情も東洋医学では、5つに分けられます。
悲しみ、怒り、思い悩む、喜び、恐れ
の5つです。
こちらもまた、どこかで詳しく書いていきます。
肝はストレスを一番に受け止めます。
ストレスを受け止めるクッションの役割の臓器です。
肝は自律神経も調節するので、自律神経がみだれると、もちろんからだにも、症状はでますが、メンタルが情緒不安定、うつぽかったり、イライラ怒りっぽかったり。
人によって出方は様々です。
ストレスをうけたときのからだの反応は?
ストレスを受けたとき、ストレス状態になってしまった時、
からだではどんな反応がでるのでしょうか?
ストレスをうけると、まず脳が反応します。
ストレスとは、自分、自分の存在を脅かすものですから、生命の危機と判断し、
からだは身を守ろうと、脳から身を守るため、いつでも逃げられるような、戦闘態勢の指令を出します。
これが、交感神経を緊張させ、強く出していることになります。
そうなると、からだはフルパワーモードです!!
すーぱさいあ人のごとく。。
からだは、必死にエネルギーを作ります。肝臓も必死に働いて、エネルギー源となる原料を作り出します。
そして、いつでも戦える、逃げれる体制を整えます。
そして、ストレス状態が長く続くと、
続いてからだは、ストレス対応ホルモン(コルチゾール)を出し始めます。
これもストレス状態に備えられるホルモンです。
からだの修復をうながしたり、
からだのエンジン全開といったところでしょうか。
でも・・・この状態が長くは続きません。
ウルトラマンだって3分しか持ちません・・・・
スーパーサイア人だって・・・・
いつしか、からだは 疲弊してしまいます。
肝臓も・・その他の臓器も・・。
フルパワー状態の代償として、
からだには、たくさんの活性酸素も発生します。
活性酸素は、エンジンフルパワー全開した代償です。。
その活性酸素が、肝臓や腎臓・・その他の臓器の細胞を傷つけます。
そうなると、細胞の中にはエネルギー工場があるので、エネルギー工場も稼働しなくなり、からだは修復もされず、エネルギーも生まれず、不調に陥ってしまいます。
このエネルギー工場の疲弊があらゆる病気、症状の源にもなります。
そしてとくに、肝臓は前回の記事で書いたように、
低酸素の環境です。
活性酸素の損害を受けやすい状態でもあります。
活性酸素の害を最小にするために
活性酸素は、人が空気(酸素)吸って生きていく以上、発生します。
活性酸素は、人のからだで、ちゃんと消去できる仕組みがあります。
抗酸化酵素という酵素をもっていて、活性酸素を除去してくれます。
しかし、その抗酸化酵素の活性には、ミネラルである亜鉛、セレン、銅などが必要不可欠です!
ただでさえ、重金属、加工品、ストレス、公害、環境ホルモン・・・・・などが身の回りにあると、そちらの除去にもミネラルは使われるので、ミネラルを意識してしっかり補うことはとても大切になります。
ストレスが多い人や、電磁波をたくさん受ける人、甘いものをたくさん食べる人、
お薬を飲む人、アルコールを飲む人などは、要注意!!
それだけたくさんのミネラルが使われています。
活性酸素はストレス過多の人、つまり交感神経緊張型の人は沢山発生しやすいけいこうにあります。
ストレスの受けやすさは、性質、気質、癖でもあるので、そうそうかえるのは難しいですが、日頃から呼吸を意識したり、ヨガ、瞑想をすることはとってもおすすめです。
脳のストレスが減っていきます。
また、ほかにもケアできることはあるとおもいますが、
適度な運動も大切です。
運動といっても、歩く、日曜大工、大掃除、自転車をこぐなど身近にできることからやってみましょう。
からだを動かすという事ですね。
ご自分にあった方法をみつけていきましょう!
お読みくださりありがたおうございました。
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