昆布のおはなし
昆布には多量に含まれる独特の粘り、
【アルギン酸】と、【フコイダン】は、コレステロールや中性脂肪をたまりにくくし、動脈硬化を予防して血管力を高めてくれます。
腸内環境を整えて、便秘を改善したり、免疫力を高めるさぽーともしてくれます。
さらに、豊富に含まれる【カロテン】や【フコキサンチン】という色素は、老化の原因医なる活性酸素の害からまもってくれます。
また、ビタミンやミネラルもたっぷりで、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAや疲労回復やエネルギー代謝を回すのに働く、ビタミンB1,B2、骨や歯を丈夫にするカルシウムやマグネシウム、塩分を体から出して血圧を安定させるカリウム、甲状腺ホルモンの原料になり、発育を促進し、基礎代謝を高めるヨウ素も豊富です。
(甲状腺トラブルでお薬を服用中のかたは、摂取時には注意しましょう)
昆布のうまみは減塩やダイエットにもつながる
昆布のうま味成分はグルタミン酸で、脳の働きをよくすることで知られています。しかし、このグルタミン酸の働きはそればかりではありません。
うま味があると、『美味しい』と感じる塩分濃度が低くなり、自然に減塩ができます。
また、グルタミン酸のセンサーは舌ばかりではなく、胃にもあり、胃腸の働きをよくして胃粘膜を保護し、胃もたれを防ぐこととともに、過食も抑えてくれます。
調理に少し手間のかかる昆布ですが、昆布を水につけて戻すだけで出汁がとれたり、出がらしを煮物を作るときに鍋の底に敷くのがお勧めだそうです。
その味が付いた昆布をフライにすると美味しいそうです。
出汁をとった昆布は、冷凍庫で保存もできるそうです!
お手軽に顆粒出汁もよいですが、昆布からの出汁もおすすめです。