ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

タンパク質不足は うつや月経の不調につながる

 

アミノ酸とは

 

アミノ酸とは、タンパク質を細かく分解したもので、アミノ酸が集合したものが、タンパク質となります。

 

アミノ酸は、からだの構成成分で、壁や臓器(内臓)、血管、枠組み、骨、筋肉、脳の伝達物質の原料、皮膚、ホルモン、酵素、筋肉、免疫の抗体、髪、爪、歯などの材料になります。

 

 

アミノ酸が十分でないと、身体が作られなくなってしまします。

 

 

食べ溜めができないので、毎日タンパク質を摂る必要があります.

 

最近ダイエットをして、ストレスで、身体が痩せてきた、腕や太ももが細くなった場合は、からだの筋肉のタンパク質が分解されて使われた結果といえます。

 

 

からだにタンパク質が足りないので、自分のからだにあるたんぱく質をそぎ取ってエネルギーなどとして使われてしまっています。

 

 

 

鬱傾向の人は アミノ酸不足?

タンパク質は、脳内伝達物質を合成する際にもっとも必要な栄養素です。(その他にも、ビタミンB群、ミネラルも必要です)

 

脳内伝達物質は、脳内の情報を運ぶ”渡し舟”の役割をしていますので、

 

これらの不足は、やる気がない、鬱っぽい傾向,よく眠れないという状態を生じてしまいます.

 

 

 

特に、渡し舟のドーパミンセロトニンなどの神経伝達物質は、アミノ酸ブドウ糖を現りょとして、ミネラル、ビタミンの働きによって脳内で合成されます。

 

 

ところが、なんらか偏りによって、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが脳内で不足傾向になりますと、神経伝達物質が十分に合成されなくなり、うつ症状などを引き起こしやすくなります。

 

 

 

 

アミノ酸はローテンションで摂取

タンパク質は、動物性と植物性がありますが、うつ症状や睡眠の不満がなど、精神メンタル的な不調があるかたは、動物性も多く摂ったほうが良いとされています。ただ、どちらも偏りなく摂ったほうがよいといえます。

なんでもそうですが、同じ食品ばかりとっていると、アレルギーを引き起こしてしまうこともあります。

 

ローテーションさせながら食べていくことがお勧めです。

 

 

 

 

 

 

貧血とは

貧血とは、赤血球の数や赤血球中の酸素を運ぶヘモグロビンの量がすくなくなっていることです。

貧血になると、からだじゅうに、うまく酸素を運ぶことができず、めまいや頭痛、息切れなどをおこしてしまいます。

 

ヘモグロビンは、鉄を含むヘムという構造を持ったタンパク質です。ヘモグロビンに酸素が結びつき、全身に酸素が運ばれます。鉄が少なくなると、ヘモグロビンの数もへり、貧血に繋がります。

 

 

 

 

鉄の大部分は、赤血球のリサイクルから

実は、腸から吸収できる鉄の量はわずかで、大部分は赤血球のリサイクルによって補われています。

 

赤血球をリサイクルする際に、脾臓でマクロファージとマクロファージという免疫細胞が、古くなった赤血球を食べ、新しい赤血球に鉄をリサイクルさせています。

 

詰まり、免疫細胞の働きを元氣にすることは、赤血球のリサイクルを促して、貧血の改善に繋がるということにもなります。

 

 

 

また、貧血になる原因は鉄不足だけではありません。亜鉛不足やたんぱく質不足も貧血を引き起こす原因となります。