ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

漢方薬の服用期間と 細胞のうまれかわり

漢方薬服用の期間

 

漢方薬、栄養補助食品、サプリの摂取の期間の目安は??

服用期間は症状、急性、慢性によって様々です。

 

 

 

急性の症状、風邪や下痢などは数日でもよいです。

慢性の場合、一つの目安としては、3~4か月(100日前後)服用してみて下さい。
 
 

これは、赤血球の生まれ変わりが、120日といわれているのが理由です。

 

 

ざっくりですが、血液の生まれ変わりが120日前後という事に合わせて服用してみてください。

赤血球だけではなく、ほかの細胞たちも日々、新しいものへと生まれ変わっていっています。

 

 

 

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対処療法とからだつくり

からだのすべての細胞の入れ替わりは、ほぼ3年といわれています。からだを作り変えていくには、3年以上はかかるということです。
 

ちょっと、気が遠い感じがいたしますが、あくまでも身体つくりについての日数です。

 

症状の緩和する日数ではありませんよ。

 

 

 

身体の悩みがある時は、対処療法的な漢方薬も使います。辛い痛み、痒み、だるさ・・・いろいろなお悩みを緩和していき、症状が緩和して期から、その後からだ作りに切り替えていかれるとよいです。

 

 

自覚症状をとることと体つくりは、イコール=ではないという事です

 

 

 

これを中医学では、標治と本治 といいます。

 

今ある、症状をとりながら、もしくは、とった後で、体つくりをしていくという療法です。

 

 

 

漢方薬は飲み続けないと実感できないの?

では、100日ほど飲み続けないと、実感できないの?というわけではございません。

実感に関しては、もともと漢方薬がゆるやかに効いてくれるお薬なので、だんだん辛さが違っていく、今日より、明日、明日より明後日・・という具合によくなっていく感じです。

 

もちろん、ピタッと、漢方薬が証に合ったり、栄養不足や治る力、修復力が良い方は、実感もとても得られる人もおられます。

 

 

早い人では、飲み始めて5~10日くらいで実感されている方もおられます。

漢方薬は、飲み続ければいい、というものでもございません。

 

 

上記に書いた、目安の期間の100日前後飲まないといけないわけでもありません。 漢方薬にも種類があって、標治(いまの症状を緩和する療法)と本治(からだつくりをしていく漢方)に使う漢方もあるので、短期間しか飲まないほうがよい漢方薬、長期にのんでも大丈夫な漢方薬があります。

 

 

漢方薬もおくすりですので、使い方は、気を付けてまいりましょう。