漢方薬服用の期間
漢方薬、栄養補助食品、サプリの摂取の期間の目安は??
服用期間は症状、急性、慢性によって様々です。
急性の症状、風邪や下痢などは数日でもよいです。
これは、赤血球の生まれ変わりが、120日といわれているのが理由です。
ざっくりですが、血液の生まれ変わりが120日前後という事に合わせて服用してみてください。
赤血球だけではなく、ほかの細胞たちも日々、新しいものへと生まれ変わっていっています。
対処療法とからだつくり
ちょっと、気が遠い感じがいたしますが、あくまでも身体つくりについての日数です。
症状の緩和する日数ではありませんよ。
身体の悩みがある時は、対処療法的な漢方薬も使います。辛い痛み、痒み、だるさ・・・いろいろなお悩みを緩和していき、症状が緩和して期から、その後からだ作りに切り替えていかれるとよいです。
自覚症状をとることと体つくりは、イコール=ではないという事です。
これを中医学では、標治と本治 といいます。
今ある、症状をとりながら、もしくは、とった後で、体つくりをしていくという療法です。
漢方薬は飲み続けないと実感できないの?
では、100日ほど飲み続けないと、実感できないの?というわけではございません。
実感に関しては、もともと漢方薬がゆるやかに効いてくれるお薬なので、だんだん辛さが違っていく、今日より、明日、明日より明後日・・という具合によくなっていく感じです。
もちろん、ピタッと、漢方薬が証に合ったり、栄養不足や治る力、修復力が良い方は、実感もとても得られる人もおられます。
早い人では、飲み始めて5~10日くらいで実感されている方もおられます。
漢方薬は、飲み続ければいい、というものでもございません。
上記に書いた、目安の期間の100日前後飲まないといけないわけでもありません。 漢方薬にも種類があって、標治(いまの症状を緩和する療法)と本治(からだつくりをしていく漢方)に使う漢方もあるので、短期間しか飲まないほうがよい漢方薬、長期にのんでも大丈夫な漢方薬があります。
漢方薬もおくすりですので、使い方は、気を付けてまいりましょう。