眠りたい…ご飯を食べたい・・・などの気持ちは、脳の中でどのように伝わるのだろう?
私たちの脳には、1000憶を越える神経細胞が網目のように、張り巡らされています。
この神経細胞に、眠い!食欲を出す!やる気をだす!などの
情報が脳内でながれた結果、寝つくことができたり、食欲が出たり、やる気が出たりしています。
脳内では、電気信号で刺激が送られ、情報が受け渡されて行きます。
神経伝達物質
神経伝達物質は情報を運ぶ渡し船のような働きをします。
この隙間を通って情報を流すためには、橋のない川で渡船が活躍するように、
情報を運ぶ渡し船が必要になります。
情報を運ぶ渡船のことを神経伝達物質といいます。
この伝達物質のおかげで、やる気や食欲や眠気、活力などの情報が流れます。
神経伝達物質は、食物から摂取したアミノ酸、グルコースなどの栄養素から脳内で作られます。
情報を運ぶ渡し船である神経伝達物質には、ドーパミン、セロトニン、ATP、グルタミン酸、ギャバ、ノルアドレナリンなどがあります。
渡し船(神経伝達物質)の不足が、精神疲労や鬱症状、不眠、やる気をなくすなどを引き起こす大きな要因となります。
情報を運ぶ渡し船である神経伝達物質が脳内で不足すると、情報は円滑に流れません。
情報を運ぶ渡し船となる神経伝達物質として、ドーパミンセロトニンなどが有名ですが、ATPアデノシン三リン酸と言う物質も神経分伝達物質であることが発見されました。
脳内でATPが不足すると情報が上手に流れず、やる気が出ない何もしたくない悲しい気持ち寝付けないといった鬱状態になりやすくなります。
脳内のATPの不足が、精神疲労や鬱症状を引き起こす原因の1つと言われています。
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