今回は、気のトラブル、不調の一つで、
気滞(きたい)の状態があります。
コチラについてかいてみます。
気滞(きたいとは
気滞とは、字のごとく気の流れが滞っている状態です。
気ってなあに?は、↓こちらをご参考までに。
holistickkoubou.hatenablog.com
気とは目に見えないけれど、生命エネルギーで、
からだの活動、身体を動かしたり、生命を維持したり、
回復力、治癒力、睡眠などにかかわっています。
現代医療では、気を自律神経系に置き換えて考えられてもいます。
つまり、気の巡りが滞ると自律神経系も乱れている状態です。
気滞のチェック
以下の症状に、当てはまることがありますか?
▢イライラしやすい
▢鬱っぽい
▢自律神経の乱れ
▢おなかが張りやすい
▢月経不順
▢PMSが酷い
▢げっぷがよくでる
▢便秘と下痢の繰り返し
▢のどのに痞える感じが続く
▢食欲にむらがある
▢頭痛
▢緊張しやすい
数が多いほど、気滞の傾向がつよい状態です。
気滞の症状
情緒不安定、自律神経失調症、頭痛、げっぷ、おならが多い、
便秘や下痢を繰り返す、生理前に胸が張る、基礎体温がガタガタ、食欲のムラがある、イライラする、肌荒れが酷い、胃腸の不調があり乱れやすいなどの症状があります。
気滞のケア
胃腸が弱い人、脾胃虚弱な人は特に胃腸不調や働きが乱れやすいので、ストレス発散で食に走ったりするのは注意です。
暴飲暴食に気を付けながら、過ごしてみることや、そうなってしまった場合は、胃腸のケアを心がける。
消化に良いものや小食、プチ断食(糖分は摂りましょう)胃腸を温めたり、栄養を送ってあげたりしましょう。
ストレスによって気滞となることが多いので、ストレスの発散をこまめにします。
芳香性の食べ物や、ハーブは気の巡りをよくし、胃腸にも良い働きをしてくれます。
お好きな香りの物をチョイスしてください。
コリアンダー、やパセリ、セロリ、三つ葉、バジル、タイム、パクチー、ミョウガ、
生姜、クローブ、カルダモン、ナツメグ、サンショウ、クミン、コショウなど
沢山ありますね。
また、アロマオイルもとてもお勧めです。
0.2秒で脳に届くので実感も早く得られます。
これもお好きな香りをチョイスしてください。
嫌いな香りは、かえってストレスを大きくしてしまいますので、無理してまで使わないようにしましょう。
オレンジやミント、レモン、グレープフルーツ、ライム、ユーカリ、ラベンダーなどこの辺りが好まれるようです。
こちらにまとめてみました
漢方薬においても、芳香性のある生薬配合のものがお勧めです。
こちらも、証に合った漢方薬をみつけてみましょう。
証にあっていると、何となく美味しい、飲みやすいと感じます。
気滞によく使われるのは、加味逍遙散、逍遥散、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、
抑肝散加芍薬黄連、柴胡桂枝乾姜湯、女神散、四逆散・・・
ほかにもいろいろあります。
気剤という種類の漢方薬を使っていきます。
胃腸に不調がある人は、ここからしっかり立て直しが必要な場合があります。
お読みくださりありがとうございました。