ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

【気血水】水の不調 水毒・陰虚

水の不調

 

 

 

水の巡りが悪くなって体にたまったり、逆にお水不足でからだに不調をきたす症状があります。

 

 

 

 

水の不足と過剰

 

水の病態は2つあり、そのうち不足傾向にあるものを津液不足といいます。

 

津液不足(水不足)

 

主な症状は、



 

が挙げられます。からだの水不足をきたし、電解質のお水の補給が必要な場合があります。漢方薬でも滋陰する働きのあるものを使ったりします。

 

以下に陰虚によい食品をまとめてみました。お血と同じように陰虚の原因を見つけることも大切で、その原因と並行して養生していきましょう。

 



 

 

 

 

 

水毒、痰湿

 

逆に水の過剰、水が溜まったままの状態、

水毒、痰湿(たんしつ)といいます。

 

 

主な症状は、

などです。

 

 

こちらは、排泄されず体内にとどまって、巡りを邪魔している状態です。

とどまっている期間がながいと、炎症を引き起こしてしまいます。

 

 

余分な水を排泄できるような対応が必要になります。

なぜ、余分なお水、老廃物が溜まったのか人それぞれなのです。

 

例えば、脾胃の働きが弱っているから、

血流が悪くお血の状態がある、

肺や腎の機能が低下している・・・

などいくつか考えられるのです。

 

 

水毒の対応食品を書いてみました。

繰り返しになりますが、水毒の原因を整えることも大切です。





もちろん、先天的に弱い部分もありますが、水の不調は何かの結果なので、その原因を見ていくこと、その原因を整えていくことが大切になります。

 

 

お読みいただきありがとうございました🌸

 

 

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