タモギダケってご存知でしたか?
私は最近知りました。
タモギダケは、ヒラタケ属なのでヒラタケと味が同じかなと思ったのですが、
ヒラタケとはまた違うお味でした。
そして、ヒラタケとは群を抜いて入っている成分があるそうです。
では、タモギダケの世界へようこそ♪
タモギダケとは?
タモギダケだけはヒラタケ科ヒラタケ属のキノコで、
鮮やかな黄色の傘が特徴です。ロシア東部や日本では北海道や東北に自生するキノコです。
ニレの倒木などに生えるキノコです。
北海道では一般的な食用キノコとして知名度があるが、本州以南ではなじみが薄い。
味がまろやかでつよい香りはないが特に汁物の具にすると良い出汁が出て美味しいということ。
野生のものは紛らわしい毒キノコが存在しないので、キノコ狩りの対象として人気がある。
↑この黄色いきれいなキノコが、タモギダケです。
ちなみに、ジブリ作品の思い出のマーニーに出てくるキノコがあるのですが、
これがなんと、タモギダケだそうでした^^
杏奈とマーニーが森でとっていた鮮やかな黄色のキノコ。タモギタケといって日本では北海道や東北によく見られます🍄。#金曜ロードショー #思い出のマーニー pic.twitter.com/nO6NzjjTya
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) 2023年1月13日
タモギダケの2大成分
- エルゴチオネイン
- βグルカン
エルゴチオネイン
アミノ酸の一種で、人の体内では合成されず、キノコなどの菌類でしか合成できないとされています。
このエルゴチオネインには、抗酸化作用があります。
体内で発生する活性酸素のうち、一番攻撃性が強いとされている、ヒドロキシラジカルを消去できる抗酸化作用があります。
人では、ヒドロキシラジカルを消去する酵素は作れません。
スーパーオキシドを消去します。
※活性酸素、ヒドロキシラジカル、SOD酵素など詳しくはこちらの記事で。
タモギダケのエルゴチオネインは、ヒラタケの約5倍ほど含まれているそうです。
また、エルゴチオネインの特徴は、脳に直接働きかけて、神経細胞を増やし、記憶の回復や、鬱の改善にも期待できるということです。
そして、βグルカンも多くの量を含んでいるそうです。アガリクスの3倍のβグルカンを含んでいると言われています。
βグルカンは、免疫を高める作用をします。また、腸内環境を整えるはたらきもあります。
βグルカンは、食物繊維の仲間でもあるので、腸内の余分なコレステロールを吸収して便とともに排泄したり、血糖値の急激な上昇も防ぎます。
タモギダケの栄養素
その他に含まれる栄養として、
などエネルギーを作るために必要な栄養素が含まれています。
特に、ナイアシンは、お肌に良かったり、500種類以上の酵素の働きを生み出し、心の健康を保ったり、神経の働きも正常に高めてくれます。
今、注目されているビタミンです。
ナイアシンはニコチン酸アミド、または、ビタミンB3とも呼びます。
キシロースも含まれており、便秘に良いとされています。
この糖は五単糖です。単糖が5つくっついたもの。
日々の健やかな体つくりに、役立てそうですね。
身体のさび付きが気になる方、
忘れっぽい、やる気がない、脳の記憶の不安な方、
脳の症状が気になる方、
ストレスが長期間続いている方などによいものだと思います。