ホリスティックな漢方工房の日記

からだの不調(症状)はこころ(感情)の声 

【気血水】気の不調① 気虚(陽虚)

 

 
 
気虚とは

気虚とは・・

 
 
 

気虚の症状

元気がない、やる気がない、疲れやすい、息切れ、汗をかきやすい、食欲不振、呼吸が浅くなる、皮膚病がなかなか治らない、手足の冷え、集中力の低下、めまい、頭痛、朝起きられない、胃下垂、下腹ポッコリ、下半身が太い、痔、脱肛、目の下がたれる・・・など

 

 

また、おしゃれをするのが億劫、細かい計算が面倒、買い物料理がワンパターン、めまい、頭痛、掃除や洗濯もの億劫、1日だらだらしてしまう、仕事の能率が落ちた、寝ても疲れが取れない、何かをする気力がわかない・・・・のも実は気のパワーが減ってきています。

 

40代からは気力の低下を感じてくる方が出てこられます。

女性は7の倍数で年を取ると言われています。つまり、7の倍数が節目となり体の変換機ともいえるので、その都度食事やライフスタイル、ご自分を見直す時期だと思ってください。

 

40代からのからだや心のケアはとても大切になってきます☺

 

 

 

更に、寒がる・手足の冷えが加わった状態を陽虚(ようきょ)といいます

陽気不足(陽虚)は、寒がる、冷え、むくみ、便秘、臓器の働きの低下が主に現れやすい。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 

気はどこからつくられる?

 

気の産生にはお食事と呼吸から補うことができます。

気は酸素とお食事(特に糖類)から脾という臓器で(消化器系)作られてます。

気の産生にかかわりのある臓器は、東洋医学で言う、心・肝・腎・脾などです。

 
 

 

気を補う食養生

温低下や冷えがつよいので、からだを温める力のある漢方薬や薬膳食べ物を選びます。

 



●お食事に生姜をスープに入れたり、生姜やシナモンをつかった料理を食す。

●炭酸風呂に浸かる。

●お塩のお風呂に浸かる。

●軽い運動!

●タンパク質、糖質を摂る

●ミネラルの亜鉛などを摂る

●おなかや、手首、首、足首を温める

など

 

 

 

だ、気虚の人に多いのが、胃腸が弱く脾虚の人が多いという事なので、胃腸に負担を考えて食べてみましょう。

人それぞれ体質がちがうので、自分にあう食材をみつけてローテンションしてたべていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽虚、陽気不足を生化学的に考えると

ミトコンドリアの量が少ない、ミトコンドリアの元気不足と言い換えられます。

 

添加物などの多いお食事、運動不足、タンパク質が少ない、胃腸が弱い、筋肉量が少ない、慢性疲労を抱えている、ビタミン、ミネラ不足・・・などが多く見られます。

 
ミトコンドリアのイラスト
 
ミトコンドリアは、運動することで増えていくこともわかっています。ミトコンドリアという発電機自体が少ないのが、陽虚の状態であり運動不足・・・でもあるという事です。
 
 
 
ミトコンドリアを増やす方法は運動につきますが具体的な方法など次回書いてみますね。
 
 
お読みくださりありがとうございました。😊